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小米初のSUVモデル「小米YU7」は予約開始からわずか3分で20万台、1時間で28万9000台の注文が入るという記録的なスタートを切りました。
中国の大手テクノロジー企業、小米(シャオミ)は26日夜、初のSUVモデル「小米YU7」の正式な発売を発表しました。発表直後から大きな反響を呼び、予約開始からわずか3分で20万台、1時間で28万9000台の注文が入るという記録的なスタートを切りました。
この反響に対し、小米の創業者で最高経営責任者(CEO)の雷軍氏は「想像をはるかに超えた。品質を徹底し、納車を加速させる」と意気込みを語りました。
「YU7」は、「ラグジュアリー高性能SUV」として開発されました。三つのグレードが用意されており、標準モデルは25万3500元(約510万円)、Proモデルは27万9900元(約563万円)、最上位のMaxモデルは32万9900元(約663万円)で販売されます。
車体デザインは既存の「SU7」シリーズを踏襲しつつ、多数の内装オプションを追加しました。快適性にも力を入れており、25個のスピーカーを備えた高級オーディオ、静音ガラスや健康空調システムを全車に標準装備しています。
性能面では、小米独自開発のV6sモーターを搭載し、最高690馬力、最高時速253キロを実現しました。0-100km/h加速は最短3.23秒です。また、標準モデルでも最大航続距離835キロを達成し、中大型純電気自動車(BEV)の SUVとしては業界トップクラスです。
安全性も抜かりなく、超高張力鋼材を使用した骨格構造を採用しています。「安全こそがすべての前提」と雷氏は強調しました。
さらに小米は自動運転技術にも注力していく考えで、第1期の投資総額は57億9000万元(約1160億円)、専門チームは1800人を超える規模ということです。
加えて2026年から2030年までの5年間で、コア技術に2000億元(約4兆280億円)の追加投資を予定しています。
雷氏によると、「YU7」は同社が本格的に自動車市場の主戦場に参入する第一歩になるということです。(提供/CRI)
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