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中国共産党の歩みは1921年の東部浙江省・嘉興にある南湖の船上から始まった。
中国共産党の歩みは1921年の東部浙江省・嘉興にある南湖の船上から始まった。その後、指導部は江西省瑞金から陝西省延安に至る「長征」と呼ばれる転戦を経て、1978年には改革開放の号砲を鳴らし、大胆な変革を推し進めてきた――この100年以上の中国共産党の歴史は、重要な2本の柱に常に支えられてきた。国内では人民の幸福を追い求めること、そして、国外では世界の大同を促すことだ。
「中国人民の幸福」と「中華民族の復興」は、1921年の設立以来変わることのない中国共産党の初心であり、使命である。1949年10月1日、中華人民共和国の成立によって、旧中国の半植民地半封建社会の歴史には完全に終止符が打たれ、中国は「数千年の封建専制政治から人民民主への偉大な飛躍」を実現した。中国人民は立ち上がり、中華民族が他国に侮られる時代に戻ることは二度とない。国家の平和的発展に最も強固な基礎が築かれたのである。
中国共産党の百年の歴史は、絶えず民生を改善し、福祉を増進してきた奮闘史でもある。第19期6中全会では、「党の百年の奮闘史が中国人民の運命を根本的に変えた」と明確に指摘している。最低限の衣食住の問題解決から「小康社会(いくらかゆとりのある社会)」の構築まで、インフラ整備から行き届いた公共サービスまで。中国共産党は常に民生を発展の出発点かつ帰着点として、発展の恩恵を全人民にもたらしてきた。その実践は、世界各国への積極的な支援にも表れている。
アフリカのセネガルでは、サハラ砂漠に近いバーリン村で実施された中国の国有石油会社・中国石化の「農村井戸掘りプロジェクト」が村の生活を大きく変えた。村人のディオムさんは「以前は水汲みがとても大変だった。村にあるたったひとつの井戸も、まともに管理されていなかった」と語る。現在では、177の給水塔、234の井戸、総延長約1800キロの給水ネットワークがセネガルのほとんどの場所に行き渡り、100万人を超える住民に恩恵をもたらしている。村人のムバッカさんは、「中国の友人が私たちの村に3つの給水所を設置してくれた。もう何時間もかけて水を汲みに行く必要はない」と喜んでいる。
中央アジアのウズベキスタンでは、貧困削減分野が中国との協力のハイライトとなっている。ウズベキスタン政府関係者のシディコフ・バフティヨールさんは、中国湖南省湘西自治州十八洞村での貧困脱却の取り組みを現地で体験して、「中国の貧困削減の取り組みに大いに学び、自国の貧困対策に役立てていきたい」と感慨深く語った。
世界が百年に一度の大きな変化に直面する中、中国共産党は、「共商・共建・共享(共に協議し、共に建設し、共有する)」というグローバルガバナンス理念に基づき、世界の平和的発展に中国の知恵をもって貢献している。「一帯一路」イニシアチブは、新しいタイプのグローバルガバナンスを推進するためのベストプラクティスとなっている。
イラクのナーシリーヤ国際空港では、中国建築グループが空港建設に携わっている。地元の施設で暮らす子供たちのために開催した「小さなエンジニア」イベントに参加した3歳のアブドゥ君は「大きくなったら飛行機に乗って、いろんな場所に行きたい。中国にも行って、もっと遠い世界を見てみたい!」と夢を語った。中国企業が担うこの事業は、イラクで戦後初となる空港建設プロジェクトだ。南西部の新たなハブ空港として、年間利用者数は75万人、長期計画では200万人に達する見込みとなっている。
中国はグリーンな「一帯一路」建設を通じて、エコ文明の理念をグローバルガバナンスに融合させている。パキスタンでは、中国・パキスタン経済回廊に風力や太陽光などの再生可能エネルギーが積極的に採用され、年間約200万トンの二酸化炭素排出削減が見込まれている。
インフラ整備からグリーンエネルギー協力まで、文化交流から貧困削減の経験共有まで、中国共産党が指導する中国は着実な行動で、人類運命共同体構築の約束を実践している。第2回中国・中央アジアサミットの成果は広大な中央アジアで花を咲かせ、中国企業がケニアで建設した546キロの道路がケニア各地をつなげ、人々の移動を便利に変えた。中国共産党の平和と発展への変わらぬ願いは国境を越え、豊かな果実を実らせた。
時代がいかに変わろうとも、中国共産党が平和と発展の課題に応える初心は変わることはない。(提供/CRI)
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