第20回中国国際中小企業博覧会が27日、広東省広州市で開幕した。中国工業・情報化部の李楽成部長は開幕式で、「中国の中小企業は急速に発展・成長しており、総合力、コア競争力、雇用維持・民生への貢献能力が持続的に強化され、質量ともに向上するという発展傾向を示している」と説明した。科技日報が伝えた。

会場で発表されたデータによると、2024年末時点で中国の中小企業数は6000万社以上で、一定規模以上の工業中小企業（年売上高2000万元以上の中小企業）の売上高は81兆元（約1620兆円）に達した。中国は現在まで技術型・イノベーション型中小企業を60万社以上、「専精特新（専門化・精密化・特徴化・新規性）」中小企業を14万社以上、専精特新「小巨人」企業（高い成長性または大きい発展のポテンシャルを持つテクノロジーイノベーション中小企業）を1万4600社育成してきた。中小企業は「専精特新」の発展の道を歩み、イノベーションの旺盛な活力を示し、ますますイノベーションの重要な源泉地となっており、産業チェーン・サプライチェーンの強靭性と安全性の向上において重要な役割を発揮している。

李氏は「有利な政策を打ち出し、中小企業が本業に集中し、深く掘り下げて事業を行い、高度化・デジタル化・グリーン化・国際化発展を実現し、イノベーション力とコア競争力を絶えず強化できるよう支援する。また、優良資源の中小企業への集約を誘導し、より多くの中小企業特色産業クラスターを建設する」と述べた。（提供/人民網日本語版・編集/YF）