チベットドライブ旅行の体験向上、青蔵鉄道が自宅まで車を送り届けるサービス―中国

人民網日本語版    2025年6月30日(月) 20時30分

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夏の旅行シーズンが到来し、チベット自治区へのドライブ旅行が旅行好きの間で人気の選択肢になっている。

夏の旅行シーズンが到来し、チベット自治区へのドライブ旅行が旅行好きの間で人気の選択肢になっている。中国鉄路青蔵集団によると、同社がチベット観光市場に向けて、チベットへのドライブ旅行で乗ってきた車を自宅まで送り届ける「ドアツードア」の自動車配送サービスを提供したところ、今年はすでに242両の貨車で自家用車約1700台をチベットから運び、チベットをドライブ旅行する人々に新たな移動交通体験を提供したという。中国新聞網が伝えた。

北京から来た張さんは配送サービスの手続きをしながら、「家族と一緒に北京から車で来た。数日間観光してちょっと疲れたので、自動車配送サービスを利用することにした。長い距離の帰り道を運転しないで済む」と話した。

同社はこのサービスの利便性を最大限高めるため、中鉄特貨運輸と提携し、ラサ西駅の鉄道貨物置場とラサ市の中心部に業務取扱スポットを設置し、24時間いつでも配送サービスの手続きができるようにした。ラサの中心部や空港周辺など観光客が多く集まる場所に専門の引き取りスタッフを配置し、指定された時間に指定の場所まで行って車を引き取り、車を安全に貨物貨車へ乗せる。貨車が目的地に着くと、再びスタッフが車を引き取り、速やかに利用者の家まで送り届ける。

同駅鉄道貨物置場の責任者は、「チベットまで乗ってきた車を送り返す業務は完全にクローズドの貨車車両を利用しており、貨車内では一対一で車を保護し、高原の変わりやすい天気の影響を受けないようにしている。同時に、鉄道当局は輸送するすべての車に十分な保険を掛けており、積み込み・輸送から積み卸し・引き渡しまですべての段階で、十分な安全保障措置を取り入れている」と話した。

青蔵集団はラサにやって来た車を全国各地へ送り返す業務をスタートして、夏休みシーズンの観光客の帰路に対するそれぞれ違ったニーズに応えている。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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