メキシコのグティエレス下院議長がこのほど、代表団を率いて訪中し、CMG記者のインタビューに応じました。

グティエレス議長はこの中で、「この10年間、中国－中南米・カリブ諸国共同体フォーラム（China-CELAC Forum／CCF）は実り多い成果を収めた。メキシコと中国は重要な貿易パートナーであり、今後も協力をさらに強化する必要がある。今回の訪問は2国間の貿易関係強化の枠組みの下で行われたもので、『メキシコは常に多国間主義を尊重し、尊重と調和の理念を持って世界各国との関係を発展させている』という政治的メッセージを伝えるものでもある。中国と中南米・カリブ諸国は互いに助け合い、発展の経験を共有し、共に国民の福祉を促進すると同時に、いずれも民衆に安全保障とより良い生活条件を提供することに力を入れている。これは長年にわたる、双方の共通の目標である。現在の複雑な国際情勢の下で、中国と中南米・カリブ諸国との関係推進は人々をより良い生活を創造する道に導くだろう」と述べました。現在、一国主義や強権政治が台頭していることに対し、グティエレス議長は「われわれは対話と相互尊重に力を尽くすべきだ」と強調しました。

グティエレス議長はさらに、「習近平国家主席が提唱した人類運命共同体の理念には深い感銘を受けている。この理念は、各国がどのように共存し、互いに助け合うべきか、各国間に存在する違いにどのように向き合うべきかを検討することを目的としている。それは経済、人口、地理的な面での違いを指し、これらの違いを、互いをつなぐ絆とし、さらに各国人民のためにより良い生活条件を作り出すことを意味している」と述べました。（提供/CRI）