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30日、環球時報は、新疆ウイグル自治区を訪れたブラジルメディアの記者が「これまでで最もクールな旅行の一つ」と称賛したと報じた。写真は同自治区の庫爾勒(コルラ)。
2025年6月30日、環球時報は、新疆ウイグル自治区を訪れたブラジルメディアの記者が「これまでで最もクールな旅行の一つ」と称賛したと報じた。
記事は、ブラジルのニュースサイト「ブラジル247」が28日に発表した同自治区を訪れた記者のレポート文章を紹介している。文章は、同自治区の人口が2500万人以上で、ウイグル族をはじめとする多くの少数民族が暮らしており、モスクが約2万4000カ所あるとしたほか、ウイグル語などの民族言語も広く使われており、道路標識も共通中国語と民族言語が併記されていると伝えた。
また、新疆の都市化と活気に驚いたとし「新疆はもっと田舎で、もっと孤立していると思っていた。だが、現地で見たのはあらゆるファストフード店やショッピングモール、活気あるナイトライフがある近代的な都市だった。例えばバインゴリン・モンゴル自治州のコルラでは、午後10時半に外に出ると、広場で音楽に合わせて人々が楽しそうに踊っているのが見えた」と紹介。現地の人々が自由を謳歌している様子が随所に見られたことから「西側メディアが大々的に喧伝する、いわゆる『抑圧』はどこにあるんだ」と西側の報道内容に疑問を呈した。
さらに、同自治区が8カ国と国境を接し、中央アジアや欧州と中国を結ぶという地理的優位性についても言及。現地の人口増加は経済統合の進展と新たな雇用機会の創出が寄与しているとの見方を示し、現地で交通インフラ建設や太陽光発電などの産業が活況を呈していることを併せて紹介している。
文章は、記者による同自治区訪問について「固定観念を打ち破り、錯綜する情報を精査する上での現地報道の役割を改めて浮き彫りにした」と指摘。「ここには、西側が期待するような緊張や弾圧はなく、活気に満ちた都市があるだけだった。多様な民族の人々が自由に自らの言語を話し、自らの信仰を守っている。現実はプロパガンダが示すものよりずっと多様だ」と結んだ。(編集・翻訳/川尻)
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