習近平主席国家主席はこのほど、中国南西部のチベット自治区林芝（ニンティ）市巴宜区林芝鎮嘎拉（ガラ）村の住民たちからの手紙に返信し、心がこもった期待の言葉を伝えました。

習主席はその中で、「みなさんからのメッセージを見て、4年前にガラ村を訪れた時のことを思い出した。美しく整った町並み、村人の熱意や素朴さは、心に深く残っている。ここ数年で村には新たな変化が生まれ、村人たちの収入も増えたと聞き、うれしく思う」と示しました。

さらに習主席は、「みなさんの手紙には『北斗星を見ながら進めば、道に迷わず、共産党についていけば、幸せになれる』という言葉が書かれていた。みなさんには『国境地帯の生活を豊かにする」という良き政策のもと、民族団結をしっかりと守り、より良い暮らしを築いてほしい。チベット高原の自然の美しさを守り、春には満開の桃にあふれる『桃花村』の名をより輝かせ、繁栄した強固たる祖国の国境地帯建設に貢献することを期待する」と強調しました。

習主席は2021年7月にチベットを視察した際、ガラ村を訪れ、現地の村人と交流しました。野生の桃の花で有名なガラ村は「桃花村」として知られています。習主席の指導方針のもと、村はこの数年で、農村観光を発展させ、経済の拡大や民族団結の促進などでも成果を挙げてきました。チベット自治区成立60周年にあたる今年、ガラ村の住民たちは習主席にメッセージを送り、村の変化を報告するとともに、感謝の気持ちと、より良い生活に向けて努力する決意を表しました。（提供/CRI）