26日に配信をスタートした中国時代劇ドラマ「書巻一夢」では、撮影中に思いがけないアクシデントに遭遇した主演女優のリー・イートン（李一桐）が「大ムカデドラマ」と作品をPRした。

リー・イートンとリウ・ユーニン（劉宇寧）が主演の「書巻一夢」は動画配信サービス・愛奇芸（iQiyi）の最新作。売れない無名女優の宋小魚（リー・イートン）がひょんなことから脚本の世界に入り込んでヒロインとなり、悪役から逃げきるため死に物狂いの奮闘を繰り広げる。配信をスタートしたばかりだが、ヒット指数は9800を突破し、愛奇芸の2025年の時代劇ドラマのヒット指数ランキングでは早くも4位に登場した。

リー・イートンは配信開始の26日、中国のSNS・微博（ウェイボー）に長文を投稿し、最新作をPR。この紹介文の中に、「去年このドラマに『大ムカデドラマ』という新たな肩書が加わりました。本日、大ムカデが這い上がってきた例のドラマがオンエアです」と書き込み、ユーモアたっぷりのPRがウェイボー上で人気を集めている。

リー・イートンのこの書き込みは、撮影中に起こった驚きのアクシデントを示したもの。撮影当時、休憩中のリー・イートンの衣装に大きなムカデが這い上がり、スタジオ内にいた人から大声で注意を促す声が飛び交った。当初リー・イートンは気づいていなかったが、横にいたリウ・ユーニンと駆け寄ったスタッフが慌てて衣装をはたいてムカデを落とし、何とか事なきを得た。

この大ムカデ事件についてリウ・ユーニンは、「あの時は、彼女のファンは熱狂的なんだなと思っていた」と、ムカデを注意する声をファンの歓声だと思い込んでいたことを語っている。また、「あのシーンが放送されたら、『ムカデの場面！』と弾幕が画面を埋め尽くすだろうなと思う」とも話している。（Mathilda）