最近、米国の政府関係者およびメディアが「米中両国はジュネーブ合意を実施する枠組みに関する補足の了解事項に合意し、中国は米国向けレアアース輸出を加速し、米国は対中関連規制措置を解除する」と発表したことについて、商務部の報道官が27日、中米双方が既にロンドン枠組みの詳細をさらに確認したことを明らかにしました。

同報道官は、「中米両国首脳の合意に基づき、両国の経済貿易チームは9日から10日にかけてロンドンで会談を行い、5日の電話による首脳会談での重要合意の実施とジュネーブ経済貿易会談の成果を確かなものにする枠組みについて原則的合意に達した。ロンドン会談後、両国チームは緊密な協議を継続しており、最近、両国政府の承認を得て枠組みの詳細についてさらに確認した」と述べました。

同報道官はまた、「中国は法に基づいて条件を満たす管理物品の輸出申請を審査・承認する。米国はこれに対応し、中国に対する一連の制限措置を解除する。米国が中国と共に歩み寄り、5日の電話による首脳会談における重要合意と要請に基づき、中米経済貿易協議メカニズムの役割をさらに発揮し、相互理解を深め、誤解を解き、協力を強化することを通じて、中米経済貿易関係の健全かつ安定的で持続可能な発展を共に推進することを期待している」と述べました。（提供/CRI）