上海地下鉄全線で銀行カードタッチ決済乗車を試行

CRI online    2025年6月28日(土) 5時30分

拡大

上海地下鉄は28日から銀行カードとデジタル人民元のハード型ウォレットによるタッチ決済機能の試行範囲を軌道交通全線にまで拡大する計画だということです。

上海地下鉄が明らかにしたところによると、上海を訪れるインバウンド旅客の移動をより便利なものにし、軌道交通決済の利便性を向上させるため、上海地下鉄は28日から銀行カード(主要な海外発行カードを含む)とデジタル人民元のハード型ウォレットによるタッチ決済機能の試行範囲を軌道交通全線にまで拡大する計画だということです。従来はリニアモーターカーでのみ試行されていました。乗客は銀聯、ビザ、マスターカードなどのタッチ決済機能付きクレジットカード(デビット、プリペイドを含む)やタッチ決済対応スマートフォン、あるいは中国人民銀行(中央銀行)デジタル通貨研究所の基準を満たすさまざまなハード型ウォレットを上海軌道交通各駅の自動改札機に装着された読み取り部にタッチすることで、改札口を通過できます。

上海地下鉄は、リニアモーターカーでの試行状況に基づき、各種銀行カードやデジタル人民元ハード型ウォレットで改札機を通過する前には、必ず小額のサインレス・暗証番号不要決済の機能を有効にするとともに、カード内に十分な残高や信用限度額があることを確認するよう求めています。

現在、上海の軌道交通網の総運営距離は896キロで、21路線に計517駅が設けられており、上海市全体の公共交通機関による移動の77%以上を担っています。この新しい決済機能を全面的に試行することで、上海を訪れるインバウンド旅客の移動はより便利になります。(提供/CRI

※本記事はニュース提供社の記事であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。すべてのコンテンツの著作権は、ニュース提供社に帰属します。

noteに華流エンタメ情報を配信中!詳しくはこちら


   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携