2014年10月10日、中国の著名作家で脚本家の陸天明（ルー・ティエンミン）氏が、香港および台湾独立を支持するタレントの「締め出し」を求める文章を発表した。新浪が伝えた。

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中国メディアを統括する国家広播電影電視総局（広電総局）が先月29日、違法薬物や買春に関わったタレント・製作者・監督を、テレビや映画から締め出すことを公式文書で発表。「社会の空気を乱し、社会的環境を悪化させ、業界へのイメージを傷つけ、青少年の健康的な成長の妨げになる」と指摘し、動画配信やラジオからも締め出す措置を明らかにした。

著名作家で脚本家の陸天明氏は10日、中国版ツイッターで「それだけではまだ足りない」とコメント。「特に香港や台湾のタレント。中国を『金のなる木』と利用しつつ、香港や台湾の独立を支持する人々。そうしたタレントも締め出すべきだ」との文章を発表した。

これに対し、中国のネット上では賛同の声が大きい。こうした香港や台湾のタレントについて、「反分裂国家法」違反だとの激しい意見も。さらに、該当するタレントや歌手の「ブラックリスト」までネット上に出回っている。

陸天明氏は、映画「ココシリ」や「項羽と劉邦 鴻門の会」などを手掛け、国際派へと成長した第6世代のルー・チュアン（陸川）監督の父親としても知られる。（翻訳・編集/Mathilda）