世界の果物を「特急」で市民の食卓に並べるための取り組み進める上海―中国メディア

人民網日本語版    2025年6月29日(日) 12時0分

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上海では世界の果物を特急で市民の食卓に並べるための取り組みを進めている。

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サクランボやヤマモモ、ライチといった旬の果物が最近、次々と出荷されているほか、米国産チェリー、ニュージーランド産キウイフルーツといった海外からの「お取り寄せフルーツ」もショッピングイベント「618」で売れ行き絶好調の商品となっている。

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上海虹橋国際空港と上海浦東国際空港の統一的な運営と管理を担う「上海機場」は税関や航空会社、貨物フォワーダーなどと連携し、「時間」単位で海外を含む各地の果物の円滑な輸送をバックアップしている。例えば、広州のライチは収穫してから上海に空輸され、末端での配送までわずか9時間しかかからない。また、米国産のチェリーは直行便で輸送され、24時間以内にスーパーや商業施設に並び、庶民の食卓にも並ぶようになっている。


2024年の時点で、上海の国際航空ハブ・ネットワークは世界の48カ国の291カ所とつながっている。また、貨物航空会社51社が国際路線58本を運航し、1日当たりの運航数は延べ約120フライトで、世界の有名な果物の産地とダイレクトでつながっている。中国の東方航空物流や中国国際貨運航空、南方航空物流、順豊速運(SFエクスプレス)なども、上海の2カ所の国際空港の輸送力と、離着陸数が非常に多い旅客機の貨物スペースを十分に生かし、果物輸送のために「空中の特急ルート」を作り出し、産地の収穫から各地の店に並ぶまでのシームレスリンクを実現している。25年5月に旬の果物が次々と出荷されるようになって以来、「上海機場」は中国国内の果物2000トン以上の輸送を取り扱ってきたほか、約600トンの果物の輸出入も取り扱ってきた。(提供/人民網日本語版・編集/KN)


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