約6500年前の紅山文化古代国家特別展が上海で開催

CRI online    2025年6月27日(金) 19時50分

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約6500年前の紅山文化古代国家特別展が上海で開催されました。

上海博物館東館で26日、「紅山文化古代国家文明特別展」が開幕し、市民に無料で公開されました。今回の特別展は遼寧省、内蒙古自治区、河北省、北京市など計20の博物館と考古・研究機関と連携し、300点以上の文化財を選定・展示しており、紅山考古学の100年の成果と最新の発見を集め、これまでで最も規模が大きく、種類が最も豊富な紅山文化をテーマとする展覧会です。

特別展では北京の故宮博物院所蔵の紅山文化「C」型の玉竜と東北部の遼寧省文物考古研究院所蔵の紅山文化の独特な形をした玉竜が最も重要な展示品です。そのほか貴重な文化財310点/組(玉石器195点/組、陶土塑像113点/組、骨や貝殻で作られた道具2点/組)があり、うち4分の1を超える展示品が初公開となり、遼寧省建平馬鞍橋山遺跡、内蒙古敖漢旗元宝山遺跡、河北省宣化鄭家溝遺跡など考古学上の新発見も含まれています。

紅山文化は今から約6500年前に始まり、約5800年前に古代国家文明の段階に入り、主に遼寧省西部、内蒙古自治区南東部、河北省北部地区に分布し、面積は約20万平方キロです。今から約5500年前、「壇、廟、塚」に代表される礼制(社会規範や儀礼、祭祀<さいし>を体系化した制度)に基づく建築が出現し、玉竜に代表される玉製の礼器(祭祀に使用する道具)システムが形成され、そこから発展した祭祀儀礼システムが構築され、精神信仰の体系化と社会構造の複雑化段階に入りました。

なお、特別展は10月8日まで開催されます。(提供/CRI

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