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中国で独自に開発された次世代国産汎用プロセッサーの龍芯3C6000が北京市内で26日に発表されました。
中国で独自に開発された次世代国産汎用プロセッサーの龍芯3C6000が北京市内で26日に発表されました。
龍芯3C6000は、中国で独自に設計された命令セットアーキテクチャー(命令仕様)の「龍架構(ドラゴンアーキテクチャー)」を採用しており、いかなる国外のライセンス技術にも依存していません。すなわち龍芯3C6000は中国が自ら管理し制御できる次世代汎用プロセッサーであり、汎用計算、スマート計算、ストレージ、産業用制御、ワークステーションなどの多様な場面の計算需要に応えることができます。
3C6000シリーズのプロセッサーは現在までに「安全信頼性評価公告」で現時点で最高レベルの2級認証を取得しており、重要分野での利用にあたっての安全性を確保することができます。
龍芯の設計責任者である中国科学院計算技術研究所の胡偉武研究員は、「3C6000の性能は2023年または2024年の市場の主流製品と同等のレベルであり、命令セットから各種の中核的知的財産に至るまで、すべてが独自開発のCPUだ」と説明しました。
今回発表された製品には、龍芯2K3000/3B6000プロセッサーもあります。このプロセッサーも同様に自主開発された命令セットのアーキテクチャーの龍架構が採用されています。主にスマート端末と工業分野の制御での応用を念頭においており、人工知能などの分野で基盤技術による支援を提供します。発表会場での龍架構のエコシステム成果展示エリアでは、龍芯プロセッサーを用いた汎用計算サーバー、ストレージ、工業用サーバーなどのあらゆるシーンに対応する製品群も一堂に会して披露されました。
胡研究員は、「中国で自主開発されたCPUは性能が十分であることを前提に、費用対効果で強みがあり、市場競争に参入できる」と説明しました。(提供/CRI)
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