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中国メディアの環球時報は、2025年の韓国人の人気旅行先は中国がトップになるとの米メディアの報道を伝えた。写真は上海の人気観光地の田子坊。
2025年6月27日、中国メディアの環球時報は、米メディアの「TRAVEL AND TOUR WORLD(TTW)」が26日付の記事で「中国が日本やフィリピン、ベトナム、タイなど抑え、韓国人の2025年度の海外旅行先ランキングで首位になる」と報じたことを伝えた。
記事は「中国を訪れた韓国人観光客の数は24年度に157%という激増を見せ、この傾向が25年も続くようだ」と指摘した上で、韓国人観光客の間で最近、週末や連休を利用して短期かつ思いつくままに旅行することが人気を集めており、小規模な団体ツアーや一人旅を選ぶ人が増えていることを紹介した。
次に、韓国人が中国を旅行先に選ぶ理由を二つ紹介した。一つ目は「入国時のビザ免除政策」で、24年後半に導入されたこの政策により、最大15日間滞在が可能となったことで入国のハードルが下がり、距離が近く時間ギリギリの出発でも大丈夫な点が大きなアピールポイントになったと論じた。二つ目はモバイル決済システムや交通機関アプリ、ナビゲーションツールなどの「進歩したテクノロジーの導入と普及」で、アプリなどのツールを活用することで利便性が上がり、自由な旅行を望む観光客にとってより快適になったと論じた。
最後に記事は「韓国人の旅行先といえば、長きにわたって日本がトップだった。だが今、中国が旅行インフラを絶えず改善したことで、中国を旅行先に選ぶ韓国人が増えている。韓国人に人気なのは金融の中心である上海と山東半島の青島と煙台だ。上海も山東半島も韓国の首都ソウルから飛行機で1時間半ほどの距離で、歴史的な観光地と現代的なビュースポットの存在に興味を持っている韓国人が多いようだ」と述べた。(翻訳・編集/原邦之)
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