6月7日から3日間かけて行われた中国の全国大学統一入学試験（高考）。25日から受験生の成績発表とともに各大学による選考が始まる中、上海にある東華大学が人気俳優ゴン・ジュン（龔俊）を入試の「顔」に採用し、話題を集めている。

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26日に開催された四川省の「大学入試相談会」に参加した東華大学の担当者は、2014年に同大学の表演系（演技学部）を卒業したゴン・ジュンを「名誉卒業生」と紹介しながら、四川省の受験生に向けて東華大学のメリットをアピールした。

ゴン・ジュンはこれまで何度も母校の顔になったり、母校にファンの名前で物資を寄贈したり、番組収録を母校で行ったりと、卒業して11年たった今なお緊密な連携を取っている。

母校の顔になったゴン・ジュンに、受験生から「ゴン・ジュンの後輩になりたい」「東華大学は211大学（211工程という重点大学プロジェクトに基づいて選ばれた大学）の一つ。成績が間に合えば志望したい」などの声が寄せられ、「ゴン・ジュンの影響力とビジュアルは大学の顔にピッタリ」「母校にとって誇りのような存在」「新入生がうらやましい」といった書き込みが相次いだ。（翻訳・編集/RR）