ライター用ガスを吸引後にたばこを吸おうとして爆発―中国

Record China    2025年6月27日(金) 15時0分

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中国国営の中央テレビ(CCTV)は26日、ライターのライター用ガスを吸引した後にたばこを吸おうとして爆発事故を起こした少年について報じた。

中国国営の中央テレビ(CCTV)は26日、ライターのライター用ガスを吸引した後にたばこを吸おうとして爆発事故を起こした少年について報じた。

報道によると、昨年12月、吉林省の宿泊施設に滞在していた18歳の鄭(ジョン)さんは友人2人と共に退屈しのぎにライター用のガスカートリッジを購入して吸引。朦朧とする中でたばこを吸おうとして爆発事故を起こし、全身に重度のやけどを負った。

鄭さんは当時の状況について、「たばこに火をつけようとマッチを擦った。1回目はつかなかった。2回目もつかなかった。3回目で爆発した。(自分たちがいた)2階が吹き飛び、1階にも被害が及んだ」と説明した。鄭さんは十数回の手術の末に命は取り留めたが、全身に傷跡が残り、現在でも指がまっすぐ伸ばせないという。

鄭さんが初めてライター用ガスを吸引したのは事故の半年以上前だったといい、「たくさんの友人と遊んでいる時に数箱買って、みんな吸っていたので自分もと。(吸って)幻覚を見ている時は時間が経つのが早くて、悩みも何も感じなかった。みんな僕みたいに仕事がなくて、遊び回っている人たち。16~19歳くらい。『やろうぜ兄弟』っていうのが口癖になっていた」と語った。

同局は「ライターの燃料であるブタンガスは引火性・爆発性が非常に高く、無色で吸入すると幻覚作用があり、依存を引き起こす危険性がある」と指摘。吉林大学第一医院ではここ1年余りに、ブタンガスの吸引および爆発による脳機能障害、気道粘膜の熱傷、臓器障害などの患者100人以上を受け入れているという。

中国のネットユーザーからは「なんという意味不明な行動だよ」「恐ろしい」「ライター用ガスを吸う人なんているんだ」「こんなの初めて聞いた」「私はガソリンスタンドに行くたびに、ガソリンがいい匂いだと感じる」「絶対にやめておいた方がいい。安全第一!」「18歳はもう大人。自己責任」といった声が上がっている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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