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コリアーズ社のマイク・デイビス氏はアジア太平洋のベンチャー投資の72%が中国市場に流入していると指摘した。写真は北京。
カナダに本社を置く事業用不動産サービス大手コリアーズ・インターナショナルのアジア太平洋地域オキュパイヤーサービスマネージングディレクターのマイク・デイビス氏は北京で24日、同社がまもなく発表する「グローバルテクノロジー市場レポート」に基づいて、「アジア太平洋地域のベンチャー投資の72%が中国市場に流入している」と述べた。
デイビス氏は、「北京は強力な産業構成、豊富な人材資源、アジア太平洋地域でトップクラスのベンチャー投資の実績などにより、アジア太平洋地域のテクノロジー人材市場の中で首位に立っている」と明らかにした。
デイビス氏はまた、「中国はアジア太平洋地域のベンチャー投資の分野でも主導的な位置を占めている。ランキングトップ10都市のうち、中国が6都市を占めている。そのうち北京には最も多くの資金フローが流入し、取引件数が1位だ。上海は市場全体をリードしており、資金規模と取引件数ともに上位にランクイン。杭州はベンチャー投資額と取引件数でもトップ5入りし、深センは資金規模と取引件数の両方で突出している。このほかにベスト10入りした中国の都市には広州と香港がある。こうしたデータによりアジア太平洋地域のベンチャー投資分野における中国の主導的地位は揺るぎないものになった。統計によれば、アジア太平洋地域のベンチャー投資の72%が中国市場に流入している」述べた。
デイビス氏はさらに、「2024年下半期(7-12月)には、アジア太平洋地域のトップ11市場のオフィスビル需要が前年同期比6.1%増の470万平方メートルに達し、その主なけん引役が中国だった。この地域の不動産に対する機関投資家の投資は832億ドルに達し、うち中国が半分以上を占めた。中国は引き続き世界の資本流動における主要プレイヤーであり、世界4大資本供給国に躍進し、国境を越えた投資(とりわけ土地と開発用地投資)の優先的な投資先の一つになっている」と語った。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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