中国最大の淡水湖・鄱陽湖が1週間で水位1メートル上昇、豊水期迎える

CRI online    2025年6月26日(木) 17時20分

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中国最大の淡水湖・鄱陽湖の水位が、先ごろからの継続的な豪雨と長江中上流域からの水の流入による影響で上昇を続け、15メートルを超えました。

中国南東部の江西省にある中国最大の淡水湖・鄱陽湖(はようこ)の水位が、先ごろからの継続的な豪雨と長江中上流域からの水の流入による影響で上昇を続け、15メートルを超えました。

鄱陽湖の代表的な水文観測所である星子観測所の水位は、25日午前8時時点で15.41メートルに達し、前日より0.34メートル上昇しました。また、湖口観測所の水位も15.36メートルまで上昇し、前日より0.34メートル増加しました。鄱陽湖の水位は17日に14メートルを突破して豊水期に入り、その後わずか1週間で水位が1メートル以上上昇し、すでに15メートルを超えています。

鄱陽湖から長江河口への空撮映像では、湖の水域が明らかに拡大し、かつて露出していた川岸が見えなくなっていることを確認できました。水位の上昇により航行可能な船舶の規模が拡大し、現在では1万トンクラスの船舶が鄱陽湖に自由に出入りできます。気象・水文当局の分析によると、水位はさらに上昇する可能性があるとのことです。

近年、地球温暖化の影響で東アジアのモンスーン循環が異常を来し、長江流域の降雨帯が北へ移動したため、鄱陽湖周辺の降水量は著しく減少していました。2024年夏には「渇水期のような状態」が発生し、水位が観測史上最低を記録したこともありました。(提供/CRI

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