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中国税関が絶滅危惧種のアフリカゾウの象牙製品1600グラムを押収しました。
中国南部に位置する広東省珠海市の拱北税関はこのほど、旅客が絶滅危惧種製品を不法に所持して入境した事件を摘発しました。税関総署の通報によると、拱北税関は旅行検査ルートでアフリカゾウの象牙工芸品2点を押収し、同税関技術センターの鑑定により、その重量は約1600グラムであることが確認されました。
5月20日午前10時17分ごろ、中国本土の男性旅行者が拱北税関旅行検査ホールの「グリーン通路」を経て入境しました。現場の関係者の話によると、この旅行者はとても慌てた様子で、荷物のX線検査を避けようとしたのを発見し、検査を実施したということです。そして、税関の法執行者は旅行者が携帯していたショルダーバッグから、精巧に彫られた象牙とみられる製品2点を押収しました。拱北税関技術センターの鑑定の結果、この製品の材質はアフリカゾウの象牙でした。『ワシントン条約』(CITES)の附属書Ⅰとして、アフリカゾウは世界的に厳格に保護されており、その製品の国際貿易は明確に禁止されています。
『中国野生動物保護法』および『刑法』の関連規定に基づき、『絶滅危惧種輸出入許可証明書』を合法的に保有し、かつ規定に基づき税関手続きをおこなう場合を除き、絶滅危惧種およびその製品の出入境を禁止し、情状が深刻で犯罪となる場合、法に基づき刑事責任が追及されます。(提供/CRI)
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