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25日、香港メディア・香港01は、広東省深圳市にある歯科医院が突然閉鎖し多くの市民が損失を受けていると報じた。
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2025年6月25日、香港メディア・香港01は、広東省深圳市にある歯科医院が突然閉鎖され多くの市民が損失を受けていると報じた。
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記事は、深圳市南山区にある「美澳口腔」で受診し、インプラント治療などの費用を前払いしていた複数の患者から「病院が突然消えた」との苦情が寄せられていると紹介。現地メディアの報道によると、900人以上が影響を受け、そのうち大部分が1万元(約20万円)以上の損失を被ったと伝えた。
そして、この歯科医院に通っていた男性が「インプラント治療のために3万5000元(約70万円)支払い、口の中の歯を全部抜かれた。それから3週間後、指示通りに型取りのために病院を訪れたところ、もぬけの殻になっていた。歯がないのでおかゆしか食べられない」と苦況を訴えたほか、別の男性も「昨年型取りをした後、何度も病院に通ったが、病院は『まだ歯ができていない』という理由で治療を延期し続けた。待ち続けていたら、今月初めに病院がなくなっていて、経営者が逃げたことに気づいた」と語ったことを紹介している。
さらに、従業員も事前に閉鎖することを知らされなかった上、数か月分の給与が支払われていなかったことも発覚したと紹介。「美澳口腔」は一部の患者に対し、逃亡前に別の病院で治療を受けるよう案内しており、ある患者は前払い費用約7万元(約140万円)に加えて、新しい病院で治療費2万元(約40万円)以上を支払う羽目になったとも伝えた。
記事は、「美澳口腔」の責任者への電話がつながらない状態だとする一方で、同区衛生健康局が現地メディアの取材に対し、法執行担当者が現場調査を実施するとともに、責任者との面談を行ったこと、返金などの問題については当事者が民事訴訟で解決するよう助言していることを明かしたと紹介している。(編集・翻訳/川尻)
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