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世界最大の自動車専用ローロー船が山東省煙台港から欧州へ向け出航しました。
世界最大の自動車専用ロールオンロールオフ船(ローロー船)「安吉宏盛(ANJI SOUNDNESS)」がこのほど、中国東部の山東省煙台港で4085台の輸出用自動車の積み込みを完了し、英国、オランダ、ベルギーなどの港湾へ向け出航しました。
「安吉宏盛」は全長228メートル、幅37.8メートルで、13層の車両デッキを備え、9500台分の標準駐車スペースがあり、さまざまな車種の積載ニーズに対応可能です。1回の航行で輸送できる完成車はサッカー場20面分に相当します。現時点で世界最大の積載能力を有し、エネルギー効率水準も最も優れた低炭素・スマート型の超大型自動車専用ローロー船で、先に引き渡された「安吉安盛」の姉妹船です。
関係者によると、「安吉宏盛」は招商局金陵船舶(江蘇)が上海汽車集団傘下の物流会社、上汽安吉物流と契約して建造した4隻の9500台積み大型PCTC(自動車・トラック運搬船)の中核艦です。次世代遠洋輸送の主力船タイプとして、最大の特徴は「メタノール対応設計」を採用している点です。この設計は環境優位性と発展潜在力を備えており、グリーンメタノールを使用する際、船舶の全ライフサイクルにおける大幅な炭素排出削減を実現し、海運業界のグリーン低炭素化を推進します。
煙台港は中国北部の商品自動車物流ハブ港として、16ルートの航路を開設し、30カ国・地域と結んでおり、完成車の国際中継量は中国沿岸港で首位を占めています。(提供/CRI)
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