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北京国際図書博覧会に出展した日本の出版社は過去最多の43社に上った。
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第31回北京国際図書博覧会(BIBF)が18日から22日までの5日間、北京国家会議センターで開催された。80カ国・地域の出版社約1700社が出展した。そのうち日本の出版社は43社で、過去最多となった。人民網が伝えた。
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北京国際図書博覧会初出展となった日本のくもん出版。同社海外事業部の濱田舞次長は、「当社は児童が健全に成長できるような書籍を出版することに尽力している。今回のBIBFでは、科学系やストーリー性が高く、楽しく学べるイラストがきれいな図書が中国の読者の間で人気を集めた。このプラットフォームを通して、中国の出版社と提携し、より多くの機会が得られることを願っている」と語った。
BIBFに31年連続で出展している「皆勤賞」のトーハンは、中国の出版市場の急速な発展を見守ってきた。トーハン・海外事業本部アドバイザーの加藤正樹氏は、「1986年の第1回BIBFに出展して以来、その規模は拡大の一途をたどり、参加する国もどんどん増え、コンテンツもどんどん充実してきている。今年は日本の出版社43社が書籍700冊を展示し、昨年の600冊を大きく上回った。近年、自己啓発系の書籍の注目が、中国の読者の間でどんどん高まっている」とした。
そして、「本はいろんな角度から人間のことを見られる鏡のようなもの。本を読むことで、日本人は今こういう環境でこんなことを楽しみにし、こんなことで苦労しているといったことを知ることができる。中国も日本も漢字の国で、文化として同じものをベースにしているので、両国の交流がもっと深くなっていけばいいと思う」との見方を示した。
その他、集英社や講談社といった日本の大手出版社もここ1年の間に出版した新刊を携えて出展した。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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