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中国の高齢者健康調査によると、長期的に米を食べる人は麺類を食べる人に比べ心血管が健康で、麺類を好む人は心血管疾患リスクが高いことが明らかになりました。
中国の高齢者健康調査によると、長期的に米を食べる人は麺類を食べる人に比べ心血管が健康で、麺類を好む人は心血管疾患リスクが高いことが明らかになりました。
今年5月、栄養学のオープンアクセスジャーナル「Frontiers in Nutrition」に掲載された中国の研究者による調査研究によると、米を食べるか麺を食べるかにより、心血管疾患のリスクに大きな差があることが分かりました。米を好んで食べる人に比べ、小麦などの麺類を中心に食べる人は心血管疾患のリスクが40.8%増加しました。
研究は、65歳以上の高齢者で健康かつ心血管疾患のない1万6000人以上を対象に実施されました。高齢者らの日常の主食習慣を調査し、7.38年間追跡したところ、その間計1757人が心血管疾患にかかりました。
調査結果の分析によると、小麦を主食とする人は米を食べる人に比べ、心血管疾患のリスクが40.8%増加したが、雑穀と心血管疾患の間に明らかな相関性は見られなかったとのことです。さらに分析したところ、65〜79歳、男性、高血圧でない高齢者では、麺類と心血管疾患との関連性が強く、リスクは89.1%増加しました。
研究者は、「精製小麦と比べて、米は脂肪とナトリウムの含有量が低く、コレステロールを含まず、GI値(食後血糖値の上昇指標)が低く、体内の酸化ストレスとインスリン抵抗性を軽減する」と説明しました。(提供/CRI)
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