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23日、中国メディアの遊民星空に「欧米メディア(プラットフォーム)が選ぶ日本の人気アニメ、3大ジャンプ作品は『葬送のフリーレン』に及ばず」と題した記事が掲載された。写真は葬送のフリーレン。
2025年6月23日、中国メディアの遊民星空に「欧米メディア(プラットフォーム)が選ぶ日本の人気アニメ、3大ジャンプ作品は『葬送のフリーレン』に及ばず」と題した記事が掲載された。
記事はまず、「近年、アニメ界の持続的な発展はかつてない高みに達している。多くのアニメ作品が世界的な名声と評価を獲得し、エンタメ業界のトップ作品とも肩を並べて競い合えるようになった。アニメ界における『3大ジャンプ作品』がなければ、こうした状況は実現しなかったかもしれない。『ONE PIECE(ワンピース)』、『NARUTO-ナルト-』、『BLEACH(ブリーチ)』は、アニメ界において重要な地位を築いた礎とされ、多くの著名な漫画家に創作のインスピレーションを与えてきた」と述べた。
一方で、「今ではかつてほどの熱狂的な人気は見られなくなっている」と指摘。「その事実は残念ながら、IMDbやMy Anime Listといったプラットフォーム(ウェブサイト)のアニメランキングにおいても裏付けられている。これらのプラットフォームに掲載されているランキングは、作品の知名度や人気度に応じて随時更新されている。かつては『ONE PIECE』、『NARUTO-ナルト-』、『BLEACH』の3作品が常にランキング上位に載っていたが、時が経つにつれ、それらの位置は『進撃の巨人』や『葬送のフリーレン』といった人気作品に取って代わられた」と言及した。
記事は、「IMDbのデータによると、現在史上最高評価のアニメ5作品は『進撃の巨人』、『ONE PIECE』、『鬼滅の刃』、『呪術廻戦』そして『葬送のフリーレン』などが挙げられる。一方、My Anime Listでは『葬送のフリーレン』、『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』、『STEINS;GATE』、『進撃の巨人』、『銀魂』が上位5作品としてランクインしている」と紹介した。
その上で、「この中で最も注目すべきは、『葬送のフリーレン』が両方のランキングにランクインしている点である。同作はわずか数年前に登場したばかりでありながら、すでに絶大な影響力を持つシリーズとなっている。優れたストーリーテリング、キャラクター描写、アニメーション制作によって、アニメ界のトップ作品の一角に躍り出たのは間違いなく称賛に値する成果であり、今後さらに壮大で優れた作品へと成長していくことが期待されている」と論じ、「『NARUTO-ナルト-』や『BLEACH』がランキングに入っていない点については、作品がすでに完結、もしくは完結間近であるため理解できる」とした。
一方で、「驚くべきは、尾田栄一郎氏による『ONE PIECE』の順位である。現在この作品は、漫画、アニメ、実写版など多分野でかつてない規模の展開を見せており、約30年にわたる連載期間において一度も沈黙する年がなかった。物語の展開、キャラクターの設計、アニメーション制作、そして驚きのあるプロットなど、他の多くのアニメ作品を凌駕している。それにもかかわらず、前述の二つのランキングのうち、一つにしかランクインしておらず、しかも首位ではなかった。『ONE PIECE』は、多くの漫画家にとってインスピレーションの源であり、誇張なしに言えば、史上最大級のファンベースを有する作品である。しかし、それでも他の話題作に比べ、その影響力が徐々に薄れてきているのは、実に悲しい現実である」と述べた。(翻訳・編集/岩田)
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