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台湾で過去1週間にコロナウイルスへの感染が原因で死亡した人は39人だった。1週間の死亡者数としては今年最多を記録した。
台湾で過去1週間にコロナウイルスへの感染が原因で死亡した人は39人だった。1週間の死亡者数としては今年最多を記録した。太報やCTWANTなど複数の台湾メディアが報じた。
台湾の疾病管制署は24日、前日までの1週間(6月17~23日)にコロナ感染による合併症等で重症化した人が117人、死亡した人は39人だったと発表した。1週間の死亡者数は今年最多だった。
同署の統計によると、感染者数は緩やかに減少しているとみられ、第25週(6月15~21日)の外来・救急診療の受診件数は6万4176件で前週比5.5%減だった(同署はコロナ流行状況の把握のため医療機関の受診動向を重要な指標としている)。ただ、重症者および死亡者の数は依然として高い水準にあり、ピークアウトするのは8月初旬とみている。
今年に入り、台湾のコロナによる重症者数は累計991人、死亡者数は183人となっている。多くは65歳以上の高齢者および慢性疾患のある人だった。一方、重症化した人で最年少は1歳の女児だった。女児は一時集中治療室(ICU)に入っていたが現在は回復しているという。
台湾で主に流行しているのは変異株NB.1.8.1。同署によると、JN.1ワクチンの接種率は全体で9.59%。65歳以上の接種率は、1回目が19.79%、2回目が2.31%。感染者の8割以上がJN.1ワクチンを接種していなかったことから、当局は特に重症化リスクが高い高齢者に対し、速やかに2回目の接種を受けるよう呼びかけている。(翻訳・編集/北田)
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