中国は今年、政府が指定した「体重管理年」に当たります。国が呼びかける関連活動が推進されつつある中、人々の健康志向の高まりが相まって、「ダイエット経済」が急成長しています。体重管理が「ダイエット経済」をけん引し、スポーツ施設の利用者が顕著に増加しています。

北京では最近、24時間営業のフィットネスジム、スカッシュ施設などスポーツ施設の利用者数が著しく増えています。利用者が増えるにつれて、多くのジムが営業時間を延長し、24時間サービスを導入し、ピラティス、ヨガ、脂肪燃焼ダンスなどのレッスンを含めて、多様なフィットネスの需要に対応しています。関連データによると、今年6月以降、「フィットネス月間パス、回数券」の検索数は前年同期比31．6％増加し、「24時間セルフサービスジム回数券」の検索数は同96．9％増加しました。消費のトレンドを見ると、楽しめる要素のあるスポーツへの需要が高まっていることが分かります。6月以降「室内トランポリン施設」の検索数は同96．4％増、「スカッシュ施設」の検索数は同188％増を示しました。

運動に加え、食事も体重管理において重要であることから、低脂肪で高食物繊維のライトミールが多くの消費者に選ばれています。6月以降、北京地区の「ヘルシー食レストラン」の検索数は前年同期比145％増加し、「健康」「低脂肪」を中心としたライトミールセットの団体購入注文量は同356％増加し、うちアボカドヨーグルト、野菜・果物茶、エビのエネルギー丼（エビ、野菜、穀物を使ったヘルシー食）はいずれも人気が高いものです。（提供/CRI）