上海海警局は23日、同局傘下の奉賢（ほうけん）海警局がこのほど公海上で起きた殺人事件を捜査し、容疑者1人を逮捕したと発表しました。容疑者は殺人容疑で奉賢区人民検察院から逮捕が承認されています。この事件は、上海海警機関が初めて手がけた海上での殺人事件です。

今年4月、高容疑者はささいなトラブルで譚さんと衝突し、果物ナイフで譚さんを刺殺しました。事件発生時、2 人が乗っていた船は日本の東側の太平洋海域にあり、乗組員は直ちに海上警報サービスに通報しました。上海海警局は奉賢海警局に捜査を指令し、奉賢海警局は公安、検察院、海事局、出入国管理機関などと連携して、現場検証・証拠収集、関係者聴取、被害者の遺族対応、世論管理などを実施しました。高容疑者は犯行事実を認めています。

上海海警局は管轄海域の巡回監視を強化し、海上での関連違法犯罪活動に対する厳しい取り締まり態勢を継続しています。（提供/CRI）