2025年中日ロボット産業協力マッチング会が19日、浙江省平湖市で開幕した。

中国商務部投資促進事務局の劉民強（リウ・ミンチアン）局長は開幕式で、「今年1月から4月までの間に、日本の対中投資は前年同期比74．2％増加した。中国日本商会が発表した調査結果によると、多くの在中日系企業が中国のビジネス環境について『非常に満足』または『満足』と答え、対中投資の規模については『増やす』または『現状維持』を選んだ」と説明した。

劉氏は、「人工知能（AI）時代のロボット産業は、自動車、電子情報、省エネ・環境保護、医療・ヘルスケアなどに続く中日間の科学技術協力と産業協力の次の注目点および成長源となる可能性がある」と述べた。

在上海日本総領事館の梶原敬経済担当領事は、「中国は世界最大級のロボット応用市場であり、AIと独自のコア技術の分野で急速に発展している。一方で、日本は従来のロボット産業強国として、ロボットの重要部品の開発・製造などの分野でリードする優位性を持っている。日中両国は地理的に近く、経済や文化の歴史的つながりが深く、産業協力を通じて世界の技術進歩と実務応用を推進することが両国が共有する社会的責任だ」と述べた。（提供/人民網日本語版・編集/KS）