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華中科技大学国家パルス強磁場科学センターの李亮教授が率いるチームは20日、71.36テスラのフラットトップパルス磁場強度の生成に成功しました。
華中科技大学が22日に発表したところによると、同大学国家パルス強磁場科学センターの李亮教授が率いるチームは20日、71.36テスラのフラットトップパルス磁場強度の生成に成功し、2018年に同センターが樹立した64テスラの世界記録を更新しました。
専門家によると、強磁場は現代科学実験において最も重要な極限条件の一つとのことです。各国の研究者は強磁場下の科学研究を活発に実施しており、物理、化学、材料、生物などの分野で数多くの独創的な重大成果を挙げています。フラットトップパルス磁場は強磁場技術の最先端分野であり、定常磁場とパルス磁場双方の利点を兼ね備え、高磁場強度を実現しながら一定時間にわたり高い安定性を維持できるため、核磁気共鳴(NMR)などの研究に独特な実験条件を提供します。
パルス強磁場実験装置は、華中科技大学が建設を担当する国家重大科学技術インフラです。今回のテストでは、強電磁力下での磁体構造の安定性と大電流の精密制御という二つの難題に対し、材料と制御技術のいずれの面でも新たなブレークスルーを達成しました。チームが自主開発した国産の高強度、高導電性の銅銀合金線は、従来の材料に比べ引張強度を約40%向上させたほか、瞬時制御問題を逆回路のトポロジー設計に転換するという革新的な手法により、あらかじめ設定した磁場波形の正確な生成を実現しました。
李亮教授のチームが今回達成した71.36テスラのフラットトップパルス磁場強度は、外国の既存レベルを約19%上回ったとのことです。(提供/CRI)
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