中国メディアの快科技によると、湖北省武漢市洪山区の警察当局はこのほど、男が湖南省の長沙から自宅のある遼寧省の大連まで車8台を次から次へと盗んだ事件について発表した。

それによると、複数回の機動車（普通自動車や二輪車などエンジン付きの車両全般を指す）窃盗の前科がある男は長沙に滞在していた5月31日、「金がもったいない」と思い、1500元（約3万円）で購入済みの大連行きの航空券を払い戻した。

そして、一部の自動車販売店の「夜間の警備が緩くドアに施錠もしていない」という状況につけ込んで車を盗むと、「ガソリンが切れるまで乗り、切れたら別の車を盗む」という形で、湖南省の湘潭、湖北省の武漢、河南省の駐馬店、鄭州、河北省の邢台、石家荘でそれぞれ車を盗み、最終的に車内で熟睡していたところを拘束された。

男が盗んだ車はすべて回収され、男は法にのっとって刑事強制措置が取られたという。（翻訳・編集/柳川）