成都ワールドゲームズのメダルが公開、パンダ型でピンバッジの取り出し可能―中国

人民網日本語版    2025年6月23日(月) 21時30分

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8月に四川省成都市で開催予定の成都ワールドゲームズのメダルが公開された。

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四川省成都市で8月7日から17日に開催予定の2025年第12回ワールドゲームズ(成都ワールドゲームズ)のメダル「竹光」が19日に公開された。「竹光」は光や夢を追いかけるという意味の中国語「逐光」と発音が同じで、四川省のシンボルでもある「太陽神鳥」の模様やパンダの要素のほか、開くことができるデザインを採用。メダリストはメダルの中に入れられているピンバッジを誰かにプレゼントすることができ、独特な「シェアリング」という理念がそこに込められている。新華社が伝えた。

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「竹光」と名付けられたメダルの表の真ん中には国際ワールドゲームズ協会(IWGA)のロゴマークがデザインされ、それを中心に成都市の形が波上に広がり、淵に刻まれている成都ワールドゲームズの中国語と英語版の名称と共に、輝きを放っている。また、パンダの「耳」の部分には太陽神鳥の模様がデザインされている。これらの要素は、中華文明や巴蜀文化の輝かしい歴史のほか、永遠に輝き続けるスポーツマンシップを象徴している。


メダルの裏の真ん中にはワールドゲームズのロゴマークがデザインされ、その周りは「高潔」や「強靭」を象徴する中国の竹文化にインスピレーションを得て、竹の節と竹の葉の模様が刻まれ、向上心に満ちたアスリートの勇敢に頂点を目指す精神を表現している。メダルは大会マスコットであるパンダの「蜀宝(ShuBao)」をイメージした形で、成都ワールドゲームズはスポーツを架け橋に、国の宝であるパンダのように貴重な世界平和と友誼を伝えるという思いが込められている。

また、「竹光」は左側に開くことができ、精巧に作られた内側の構造も注目を集めており、「シェアリング」というコア理念が表現されている。開くと、内側の真ん中には独特な金属質のピンバッジが埋め込まれており、そこにはもう一つの大会マスコットであるキンシコウの「錦仔(JinZai)」がデザインされている。ピンバッジの裏側の中心にも成都ワールドゲームズのロゴマークがデザインされ、その周りには太陽神鳥がデザインされている。


このピンバッジは裏表両方を使用できるデザインで、ペンダントヘッドとして使用することもできる。メダリストはこのピンバッジをメダルの中から取り出して、大切な人にプレゼントすることができる。そうすることで、勝利の喜びを分かち合うことができるほか、黙々と支える陰のヒーローに、深い感謝の気持ちを示すことができる。メダルの内部には、ピンバッジを中心にして、美しく咲き誇る成都の市花・フヨウがデザインされており、「深い絆」という花言葉を表現。スポーツをきっかけに生まれた絆が永遠に続くよう願う思いが込められている。

ピンバッジは成都市龍泉驛区の廃車から回収された金属で作られている。廃車から回収した金属資源のリサイクルは、グリーン・環境保護という理念に沿っている。

成都ワールドゲームズは34競技、60種別、255種目が設置されており、そのほとんどがオリンピックに採用されていない競技種目となっている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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