中国の俳優ワン・ホーディー（王鶴棣）が使用した食器を展示した飲食店が批判を浴び、中国のSNS・微博（ウェイボー）でも注目の話題となった。

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ワン・ホーディーが来店時に使用したどんぶりや箸を展示したのは、陝西省西安市にある飲食店で、ネットユーザーがウェイボーに投稿したことで明らかになったもの。投稿写真を見ると、食器一式がケースに入れられ、ワン・ホーディー本人が使用した証拠として、麺を食べている写真を添えて店内に展示されている。

これに対して、ワン・ホーディーのファンを含めた多くのウェイボーユーザーが反応し、肖像権の侵害だと指摘する声が噴出。展示した飲食店はウェイボーで、すでに撤去したことを明らかにしている。

「商魂たくましすぎる」「ワン・ホーディー本人が知ったら不快に思うだろう」などといった批判の声や、こういった行為は芸能人の私生活にまで入り込む「私生」と呼ばれる常軌を逸したファンの行動と「大差ない」と指摘する声がある中、一部からは「人気に便乗しないと商機を逃す」「自分が店主でも同じことをする」と理解や支持を示す声も見られている。(Mathilda)