外交部の郭嘉昆報道官は20日の定例記者会見で、当面の中東情勢について、「イスラエルがイランに対して軍事行動を発動した後、中国は積極的な外交活動を展開し、イラン、イスラエルを含めた各方面との意思疎通を保ち、緊迫した情勢の早急な沈静化を推進し、地域がさらなる混乱に陥るのを防ぐよう努めてきた」と述べました。

郭報道官は「習近平国家主席は昨日、プーチン大統領と電話会談した際、現在の事態について4点の主張を打ち出して、これに関する中国の立場を系統的に明らかにした。武力行使は国際紛争を解決する正しい手段ではないこと。地域情勢のエスカレートは国際社会の共通の利益に合致しないこと。現在最も重要なのは手を携えて停戦と戦争の終結を推進すること。中国は引き続き地域諸国や国際社会と共に努力し、中東地域の平和と安定を早急に回復するために建設的な役割を果たしていくことだ」と語りました。（提供/CRI）