2025年6月19日、新京報は、河南省にある村で川の水がピンク色になる事態が発生したことを報じた。

記事は、河南省洛陽市偃師区の馬屯村で18日に川の水がピンク色に染まり、その様子が映像に収められたことを紹介。現地当局は19日、ピンクに染まった池が同区の東乾溝中流にある堤防でせき止められた場所にあると説明するとともに、生態環境や公安など複数の部門からなる合同調査グループを直ちに立ち上げ、近隣企業への調査と川の水のサンプル採集を行っていることを明かしたと伝えた。なお、具体的な原因についてはまだ明らかになっていないようで、記事も言及していない。

この件について、中国のネットユーザーは「これは染料会社の廃水だろうか」「こんなものを川に流すなんて。厳罰に処してほしい」「しっかり調べてほしい。この村の裏手にはかつて、乳白色の水を流していた化学工場があった」「誰だよ紅ひゆ菜をこの池で茹でたのは」「ウチの村も20年前に水がピンクになった。数十人がガンで亡くなったぞ」「通報があってようやく発見するなんて、責任当局にも問題があるのでは」といった感想を残している。（編集・翻訳/川尻）