中国初のグリーン低炭素・メタノール二元燃料コンテナ船が上海で引き渡し

CRI online    2025年6月20日(金) 19時30分

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中国初のグリーン低炭素・メタノール二元燃料コンテナ船が上海で引き渡されました。

中国初の1万6000TEUメタノール二元燃料コンテナ船「中遠海運洋浦(COSCO SHIPPING YANGPU)」が20日、上海・長興島で引き渡されました。

コンテナ船は全長366メートル、幅51メートルで、最大積載量は1万6136TEU(20フィートコンテナ換算)です。1万1000立方メートルの超大容量メタノール燃料タンクを備えており、就航後は東アジア-米国東岸航路の片道航路を燃料補給せずに航行できます。同船には中国船舶集団(CSSC)が自主開発した国産初のメタノール二元燃料メインエンジン、メタノール二元燃料船舶用ボイラーに加え、コンテナ船として国内初のメタノール発電ユニットが搭載されています。二元燃料システムは航路のニーズに応じて、燃料モードを自由に切り替えることが可能です。

グリーン低炭素指標において、コンテナ船の燃料モードとメタノールモードのエネルギー消費指標は世界トップレベルです。船舶エネルギー効率設計指標(EEDI)はEEDIフェーズ3(基準値比30%削減)をクリアしており、1隻当たり年間約 12 万トンの二酸化炭素排出量を削減でき、これは670万本の木を植えることに相当する炭素吸収効果をもたらします。(提供/CRI

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