中国初の「パンダモノレール」が重慶でお目見え、科学技術感も満載

CRI online    2025年6月20日(金) 17時20分

拡大

中国初の「パンダモノレール」が重慶でお目見えしました。

(1 / 2 枚)

重慶市内で18日、「中国(重慶)モノレール交通発展成果展示披露会および2025国際モノレール交通(重慶)持続可能な発展フォーラム」が開催されました。この催しでは重慶のモノレールの発展の革新の成果として、次世代型の跨座式モノレールの技術体系が発表され、この技術体系に基づいて開発された中国初のパンダをテーマにした跨座式モノレール車両も発表されました。

その他の写真

この「パンダモノレール」ではパンダのデザインが全面的に取り入れられました。例えば外観にはパンダの白黒の配色を採用しています。列車の先頭部分はパンダの頭の形で、車体両側にもパンダの顔が描かれています。車両内部の座席や手すりなどにもパンダのデザインがいたる所に生かされています。

この車両で注目すべき点には、車両の全ての窓が観光用途を念頭に広く作られ、乗客の視野が極めて広くしていることがあります。屋根部分の左右には独特な天窓が設けられており、乗客は列車の走行中に重慶独特の山がちの都市の風景を多角的に楽しむことができます。座席も従来型の長椅子ではなく、180度回転できる柔らかい椅子です。


また、車両の側面の窓にはOLEDスマート技術が取り入れられており、動画の再生や、車両内部のトイレの位置や駅の出口などの情報を伝えるサービスが可能であるなど、車両全体が科学技術感に満ちています。

さらに、この車両にはインテリジェント可変周波数空調機、永久磁石同期けん引モーター、高周波補助インバーターなどの省エネ技術も導入されています。特に車両の動力システムにモジュール化設計が取り入れられていることで、水素その他の多くの駆動用エネルギー源の臨機応変な切り替えが可能になり、車両システムの効率が著しく向上しました。(提供/CRI

※本記事はニュース提供社の記事であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。すべてのコンテンツの著作権は、ニュース提供社に帰属します。

この記事のコメントを見る

noteに華流エンタメ情報を配信中!詳しくはこちら


   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携