中国・世界銀行生態系とモデルチェンジグローバルセンターはこのほど初のハイレベルセミナーを開催しました。このセミナーで財政部の廖岷副部長は、「中国は他の発展途上国の生態保護を支援し続けていく」と表明しました。

今回のセミナーのテーマは「国家の優先発展分野に立脚し生態系修復を推進する」で、廖副部長は、「中国は長年にわたり、グリーン技術やグリーン投資などを重要な支えとして、産業構造の改善や発展モデルの転換を加速してきた。経済の急成長を維持すると同時に、エネルギー消費と汚染排出の著しい低下を実現した」と強調した上で、「中国は気候変動への対応や生物多様性保護などの世界的な議程に積極的に参加しており、南南協力の枠組みにおいて他の発展途上国にできる限りの支援を提供している。中国は世界銀行などの多国間開発銀行に途上国の生態保護により多くの資金、技術、知識を提供するよう呼びかけている」と述べました。

廖副部長はさらに、支援策として「公共と民間部門からより多くの資金を調達して、より多くの生態保護プロジェクトを支援する。技術援助を提供して発展途上国の建設を支援する。経験と良好な手法を共有して発展途上国が国情に合った生態保護解決案を探し出すことを支援する」と述べ、「中国は長期的な発展のパートナーとして、他の発展途上国の生態保護の展開を支持し続けていく」と強調しました。（提供/CRI）