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中国人民銀行の潘功勝総裁は18日、上海市で開催された「2025年陸家嘴フォーラム」において、人民元が世界第2位の貿易金融取引通貨となったことを明らかにしました。
中国の中央銀行である中国人民銀行の潘功勝総裁は18日、上海市で開催された「2025年陸家嘴フォーラム」において、人民元が世界第2位の貿易金融取引通貨となったことを明らかにしました。総合ベースで計算すると、人民元は世界第3位の決済通貨となり、国際通貨基金(IMF)の特別引出権(SDR)通貨バスケットにおけるウェイト(構成比率)でも世界第 3 位にランクされています。
潘総裁は、「将来、単一の主権通貨であれ、少数の(超)主権通貨であれ、国際的な基軸通貨としての役割を担う主権通貨発行国は相応の責任を負う必要があり、国内の財政規律と金融の監督管理を強化し、経済構造改革を推進する必要がある」と述べました。
潘総裁はまた、近年、従来の国際決済システムが抱える課題が顕在化している点に言及し、「国際決済システムの改善を求める世界的な声が高まる中、新興の決済インフラや決済手段が次々と登場し、より効率的で安全、包摂的で多元的な国際決済システムの発展を推進している。こうした傾向は今後さらに強まるだろう」との見解を示しました。
潘総裁はさらに、「10年以上にわたる整備と発展を経て、中国は多様な経路と広範囲を網羅する人民元国際決済・清算ネットワークを初步的に築き上げた」と語りました。(提供/CRI)
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