カザフスタンのアスタナで開催された第2回中国・中央アジアサミットは17日、「中国・中央アジアの人的往来の円滑化メカニズム協力促進イニシアチブ」を発表しました。サミット参加各国は道路、鉄道の相互接続のレベルをさらに向上させ、自国内の道路や鉄道ネットワークを完備させ、関連インフラと関連施設を改善し、各国の人と貨物の往来に利便性をもたらすことで一致しました。また、各国は中国と中央アジア諸国を結ぶ直行航空便をより多く就航させていきます。

また、各国は観光協力をさらに強化し、観光インフラ整備を充実させ、特色ある観光ルートを構築し、国境を越えた観光やドライブ旅行の発展を支援し、中国と中央アジアの人文国際観光特別列車を開設します。また、観光PR会の開催やニューメディアによるPR強化などを通じて中国と中央アジアの観光資源のPRと普及を強化していきます。

各国はさらに、文化芸術団体の相互訪問を密接にし、芸術の公演や展示会などの活動をより多く開催します。各国はスポーツ交流と協力を強化し、国際スポーツ大会を通じてコミュニケーションによる協調を強化します。各国は互いに留学生を派遣する双方向の流動規模をさらに拡大することを検討し、各国間の教育機関の連絡強化を奨励します。中国側は優秀な中国語教師をより多く派遣し、各国での中国語教育の質を高めることを支援するとのことです。（提供/CRI）