在イスラエル中国大使館は19日、同国に在留する中国公民向け退避登録に関する通知を発表しました。

大使館は、イスラエルとイランの衝突が激化して死傷者が増え続け、情勢が極めて不透明でさらに悪化する可能性も排除できないと述べ、すでに多くの外国人が退避したか準備中であると説明しました。

大使館は現地情勢、移動ルートの安全性、出入国手続きの利便性、航空券の確保状況などを総合的に考慮し、20日から退避を希望する中国公民を対象に、バスでイスラエルとエジプト国境にあるメナヘム・ベギン国境検問所を経由して国外へ退避させる支援を開始します。大使館では目下事前登録を受け付けており、対象者は中国パスポートまたは旅行証（香港・マカオ特別行政区パスポート、台湾同胞旅行証を含む）を所持している必要があり、パスポートがない場合は中国国内の身分証の提示が必須となります。（提供/CRI）