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2025国際水素エネルギー・燃料電池自動車大会が上海で開幕しました。
2025国際水素エネルギー・燃料電池自動車大会が18日、上海市で3日間の日程で開催され、約300社の国内外の企業が水素燃料電池自動車の新製品と新技術を展示しました。
今回の大会は、水素燃料電池自動車の全産業チェーンを中心に充実した展示となっています。完成車では、展示された新世代水素燃料電池乗用車の航続距離が前世代の550キロから700キロに向上し、水素充填(じゅうてん)時間はわずか5分でした。また世界初の水素ハイブリッド乗用車も展示され、動力源として水素と電気の活用ができ、実証走行距離は1万キロを突破しました。
完成車のほかに、水素燃料電池自動車のコア部品にも新たなブレークスルーがありました。中国企業が独自に開発した燃料電池スタック(平板状のセルを積層させた構造体)は、氷点下30度の低温自動起動を実現し、設計寿命は1万時間を超えます。
今大会では、世界初の260トン級水素燃料電池鉱山トラックが初登場しました。このトラックは長さ約14.7メートル、幅約9.1メートル、高さ約7.4メートルで、車体には200キロワット水素燃料電池5組が搭載され、水素供給量は236キログラムに達します。118立方メートルの鉱石を積載でき、氷点下40度の低温でも稼働することができます。仮に24時間稼働した場合、1台につき年間で最大3000トンの二酸化炭素排出削減が可能です。
年初以来、水素燃料電池自動車の実証政策が本格化したことに伴い、水素燃料電池車は幹線輸送、コールドチェーン物流、都市清掃、タクシー配車サービスなどさまざまな場面で幅広く応用されるようになっています。(提供/CRI)
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