米メディア、ぬいぐるみの「ラブブ」は中国の好感度アップ作戦の「最新兵器」

CRI online    2025年6月20日(金) 7時30分

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米ニューヨーク・タイムズ紙のウェブサイトは16日、「このあまり可愛くない精霊は中国をクールにできるか?」と題する記事を掲載しました。

米ニューヨーク・タイムズ紙のウェブサイトは16日、「このあまり可愛くない精霊は中国をクールにできるか?」と題する記事を掲載しました。記事は、中国が世界の人々の心をつかもうとする取り組みの中で登場した最新兵器は、とがった歯とウサギの耳を持った「ブサカワ」なぬいぐるみ「LABUBU(ラブブ)」だと報じています。

「ラブブ」とは、中国の玩具大手・泡泡瑪特国際集団(ポップマート)がデザイン・製造したキャラクターです。同社がデザインした一連の人形は過去数カ月、海外のSNSで「トップスター」の座を占めただけでなく、米国英国・豪州・フィリピンなど世界各国で多くのファンを獲得しました。米国の人気歌手リアーナや英国の元サッカー選手デビッド・ベッカムといった外国のトップスターとも、ツーショットの写真で共演しています。

ニューヨーク・タイムズ紙は、「ラブブ」ブームは他の中国発のブームと同様に、いずれ収束するだろうとしつつも、ここ最近の人気ゲーム『黒神話:悟空』や大規模言語モデルの「DeepSeek」、中国製新エネルギー車、海外での中国ドラマの流行と同様に、「ラブブ」の世界での人気の広がりは、中国のソフトパワーが世界で高まり続けていることを示しているとしています。

同記事はまた、西側の世論調査で、米国の多くの同盟国で中国への好感度が初めて米国を上回ったこと、米国内の調査でも中国が米国の若年層からより好意的に評価され、中国を嫌う米国人が5年ぶりに減少したことを指摘しています。(提供/CRI

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