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台湾メディアのTVBS新聞網は19日、中国で小学1年生の算数の問題が物議を醸していると伝えた。
台湾メディアのTVBS新聞網は19日、中国で小学1年生の算数の問題が物議を醸していると伝えた。
記事によると、先日、中国のある男性が「うちの子が『5+4=9』、全部で9匹と答えたら、先生にバツを付けられた」としてその問題を投稿した。問題の図には、真ん中に犬小屋があり、その左側に3匹、右側に2匹の犬が描かれている。3匹の犬と犬小屋は「5匹」、2匹の犬と犬小屋は「4匹」と書かれており、「全部で何匹の犬がいるでしょう?」と問われている。
男性によると、子どもは授業中に先生の解説を聞いたもののよく分からなかったため父親に質問した。男性も最初に見た時は「9匹」と思ったというが、子どもから「答えは7匹」と聞いて混乱。改めてよく考えてみたところ、犬小屋の中に2匹いて、その部分が左右で重複しているため、合計が7匹だと分かったという。
この問題はクラスの大半が間違えたといい、男性は「これは引っ掛け問題で、しかも相手は子ども。計算能力や情報理解力を鍛えることに全くつながらず、単に出題者の『ご意向』を推測させるだけになっている」と主張。「こういう問題は大人ですらうざったいのに、7~8歳の子どもに出題の意図を読み取れって、さすがにひどすぎないか?」と不満をぶちまけた。
これに対し、他のユーザーからは「低学年の問題は設問があいまいなものが多く、いろんな考え方や答え方が出てくる」「終わってるのは子どもじゃなくて、この問題と、それを作った出題者。子どもが毎日こんな問題をやっていては1年生の算数教育が破綻する」との声が上がる一方、「問題ないと思う。先生が子どもたちと一緒にオープンエンドの問題を探究していくのはとても良い指導法」との意見も寄せられたという。(翻訳・編集/北田)
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