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18日、バスケットボール女子日本代表が中国と強化試合を行い、92−101で敗戦した。中国は226センチの張子宇を中心に高さで日本を圧倒して勝利したが、中国のSNS微博では不満の声も出ているようだ。
2025年6月18日、中国遠征中のバスケットボール女子日本代表が中国と強化試合を行い、92−101で敗れた。中国は226センチの張子宇(ジャン・ズーユー)を中心に高さで日本を圧倒して勝利したが、中国のSNS微博では称賛の一方で不満の声も出ているようだ。
長身ぞろいのバスケ選手の中でもひときわ背の高さが目立つ張がこの試合に出場したのは14分間だけだったが、18得点を稼いだ上に10本のリバウンドを獲得する活躍を見せて中国の勝利に貢献した。フォロワー50万人を持つスポーツメディア系ブロガー「付政浩MVP」は「中国が畏れを抱かせるのはエベレストだけではない。張子宇の背の高さと強さを生かしたプレーに、日本女子選手はただただ天を仰いでため息をつくしかなかった。山がそこにそびえ立つように、それはあまりにも絶望的だった」とそのプレーを絶賛した。なお、日本代表の身長は全員170〜180センチ台であり、張とは約40〜50センチの身長差があったことになる。
ゴール前でボールを取ればほぼジャンプしなくても簡単にゴールリングに放り込むことができる高身長に加え、繊細なボールさばきや優れた戦術理解力も持ち合わせているという張はまだ18歳。日本だけでなく世界の対戦相手にとってその存在は大きな脅威となりそうだが、一方で高身長ゆえのフィジカルな課題も抱えているという。スポーツ評論家の楊華(ヤン・ホワ)氏は18日、「彼女のようなまれな巨人選手は疲れやすい体質であり、長期的なキャリアのために保護的な起用が必要だ」としてチームが心臓への負担を考慮して長時間出場させない方針を取っている可能性を指摘。ハードな身体接触が増えるような激しい試合では特に体力の消耗や負傷につながる可能性があるため、慎重な起用が求められるとの見方を示している。
微博でも張子宇の活躍が「女子バスケの姚明(ヤオ・ミン)だ」などと紹介される一方で、ネットユーザーからは「とにかく彼女にケガをさせたり過度な負担を強いないこと。そして足首や膝関節の健康を保つ方法を考えること」「体が重すぎる」「張子宇のための特別な戦術が必要だ」といったコメントが寄せられた。
また、試合に勝利したものの、日本代表が若手主体でベストメンバーではなかったことから「それでこの点差はがっかり」「大してリードできていないじゃないか」「試合を見て正直な感想を言うと、勝ったとはいえ少しも喜べなかった。中国代表の進歩が見えず、日本チームとの差は開いている。これはバスケを少しでも理解している人なら誰でもわかることだ。若い世代は基本をしっかり練習してほしい」など、中国代表に対する厳しい意見も目立った。(編集・翻訳/川尻)
— 中国動画 (@RC00547555) June 18, 2025
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