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今年第1四半期、中国におけるパソコンの出荷台数は前年同期比12%増の890万台だった。
米調査会社カナリスが17日に発表した最新データによると、今年第1四半期(1-3月)、中国におけるパソコン(タブレットパソコンは含まず)の出荷台数は前年同期比12%増の890万台だった。タブレットパソコン市場も力強い成長を見せ、出荷台数は前年同期比19%増の870万台に達した。
中国政府の購入補助金策が消費市場の買い替え需要を効果的に刺激したのが成長の主な原動力になったと分析されている。中国のパソコン市場の成長率は横ばいとなり、2026年には6%増になると見込まれている。また、タブレットPC市場の今年の成長率は5%に達すると見込まれている。
カナリスの徐穎(シュー・イン)シニアアナリストは、「ここ2年、中国のパソコン市場の構造は目に見えて変化し、ブランド間の競争がますます熾烈になっている。消費市場に注目している軟通動力(Isoftstone)、華為(ファーウェイ)、栄耀(Honor)、小米(シャオミ)といった中国のメーカーはいずれも第1四半期に成長を見せ、聯想(レノボ)、HP、デルといった従来の強者の市場シェアを奪った」と分析した。
そして、「ファーウェイが5月に発表した独自開発の基本ソフト『鴻蒙(HarmonyOS)』を搭載したパソコンがもう一つの潜在的なターニングポイントになる可能性がある。消費者や開発者に採用を促す面で、課題は山積みであるものの、同社のモバイルデバイスの分野における長年の蓄積やAIの面における新たな強みを足掛かりに、中・長期的に見ると、『鴻蒙』がパソコン市場の競争の構造を再編する可能性がある」との見方を示した。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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