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湖北東湖実験室でこのほど、科学研究者は磁気浮上技術と電磁推進の方法を用いて、1.1トンの試験車両を1000メートルの距離内で時速650キロメートルまで加速させることに成功した。
湖北東湖実験室でこのほど、科学研究者は磁気浮上技術と電磁推進の方法を用いて、1.1トンの試験車両を1000メートルの距離内で時速650キロメートルまで加速させることに成功した。中央テレビニュースが伝えた。
極めて短い時間で時速650キロメートルまで達し、時速100キロメートルまで加速するのに1秒もかからない。その秘密はこの完成したばかりの長さわずか1000メートルの高速磁気浮上試験線に隠されている。
東湖実験室高速磁気浮上電磁推進技術イノベーションセンターの李衛超(リー・ウェイチャオ)センター長は、「従来の速度到達試験では、約30キロメートルから40キロメートル以上の長い軌道を建設する必要があった。今回採用したこの短距離加速の方法は、非常に高精度な速度測定と測位が求められる。現在、どちらも最大4ミリメートルの精度に達している」と説明した。
強力な電磁加速および正確な速度測定・測位により、地面すれすれを飛ぶような走行を実現するだけでなく、200メートル以内での完全停止も可能だ。これほど信頼性の高い加速と制動制御性能を備えた高速磁気浮上試験線は、中国における高速列車などの研究開発と試験を実施するための重要な支援プラットフォームとなっている。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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