拡大
中国とモンゴル間の2本目の国際鉄道路線の建設が本格化しています。
中国の内蒙古自治区内のガンツモド(甘其毛都)からモンゴルのガショーンソハイトを結ぶ国境横断鉄道橋の最初の杭基が15日、順調に掘削されました。このことは、中国とモンゴルを結ぶ2本目の国境横断鉄道の本線工事が実質的な施工段階に入ったことを意味します。
この中国とモンゴル間の国境横断鉄道プロジェクトは、1956年に内蒙古のエレンホト(二連浩特)とモンゴルのザミンウドを結ぶ鉄道が開通して以来の、70年近くぶりに建設される国境を越える2本目の鉄道であり、中国とモンゴル両国が共同で推進します。中国国内区間は国家能源集団が投資して建設し、モンゴル国内区間はモンゴルの鉄道会社のタブン・トルゴイが投資と建設を担当します。双方はこの越境鉄道の建設について、「統一設計、各自建設、一回連結」の方針を明確にしました。同鉄道路線は中国側から見て、内蒙古自治区バヤンノール市内にある通関場所のガンツモドで国境外にでて、モンゴルのガショーンソハイト通関所を経て、同国のオムンゴビ県内のガショーンソハイト駅に通じます。全長は約9.9キロで、2027年開通の予定です。
施工を担当する中国鉄建大橋局の関係責任者によれば、今回施工する国境を越えた鉄道橋の中国国内部分は全長約760メートルで、建設場所はゴビ砂漠内を通るため、年間を通じて強風と砂塵(さじん)が多発する極端な条件下での作業の安定性と安全性が求められるなどで、施工の難度は高いとのことです。
同プロジェクトの前期関連工事である甘泉鉄道はすでに開通して列車が運行しています。工事完成後には甘泉鉄道とモンゴルの南部の鉄道の連結が実現し、両国間の関連分野の貿易規模がさらに拡大し、沿線にある両国のインフラの相互接続と経済貿易の往来が促進され、中国とモンゴル両国の国境を越えた物流や産業パーク、国境貿易サービスなどの飛躍的向上が促進されると期待されています。(提供/CRI)
Record China
2025/6/18
Record China
2025/6/18
Record Korea
2025/6/18
Record China
2025/6/18
Record China
2025/6/18
Record China
2025/6/18
この記事のコメントを見る