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オーストラリアメディアのオーストラリアンはこのほど、中国車は豪州で1980年代の日本車や2000年代の韓国車と同じ道を歩んでいるとする記事を掲載した。写真はオーストラリア。
中国メディアの参考消息によると、オーストラリアメディアのオーストラリアンはこのほど、中国車は豪州で1980年代の日本車や2000年代の韓国車と同じ道を歩んでいるとする記事を掲載した。
記事によると、中国車は日本や韓国の先行車と同じ道を歩んでいる。安くて快適なエコノミーカーから本当に魅力的な車へと至る道だ。
業界団体の連邦自動車産業会議所(FCAI)の5月の販売データによると、中国の長城汽車(GWM)は豪州で6番目に売れているブランドで、名爵(MG)が7位に続き、比亜迪(BYD)は12位に上昇し、奇瑞汽車(チェリー)が14位に付けた。
コックス・オートモーティブ・オーストラリアの企業業務担当マネジャー、マイク・コステロ氏によると、中国ブランドの成長は80年代の日本ブランドや00年代の韓国ブランドのそれとほとんど変わらないが、違うのは「今回はより速く、より規模が大きい」ことだ。
カーセールスのデータサービスディレクター、ロス・ブース氏によると、中国ブランドの成功は価格の安さだけにとどまらない。豪州市場は常に新車の価格に見合った価値を重視しており、これらの中国車の多くはその期待に応えている。つまり、手頃な購入価格と低い維持費で高い品質を提供している。
だからこそ、中国ブランドは、積極的な価格設定や長期保証、洗練された技術・デザインがドライバーにアピールする豪州のような、規模は小さいが有望な「最先端」市場に進出している。
中国ブランドは当初、他に類を見ない価格設定で注目されたが、今では技術やデザイン、安全性で競争している。この戦略が奏功し、BYDの売上高は過去1年間で倍増し、チェリーは3.34倍になった。より早く参入したGWMも高いベースの上にさらに14%増を達成した。
ブース氏によると、中国車は「価格だけでなく、提供する価値の面でも」人気を集めていることが販売データから分かる。多くの企業が競合他社と同等かそれ以上の品質と技術をより手頃な価格で提供している。デザインの好みは人それぞれだが、購入者が価格以外の魅力をますます認識し始めていることは明らかだ。
コステロ氏によると、車の購入に際し、中国ブランドを検討する人がますます増えている。中国に対する意見もあって、購入をためらう人も一部にいるが、長期保証や最先端の技術、現代的なデザインに引かれて、より手頃な価格の中国車を選ぶ層が増えているのは明らかだ。(翻訳・編集/柳川)
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