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陝西省にある西北工業大学長安キャンパスに15日、中国空軍の大型輸送機「運-20」のプロトタイプが約6カ月にわたる解体・輸送・組み立てを経て、「安住の地」を見つけた。
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陝西省にある西北工業大学長安キャンパスに15日、中国空軍の大型輸送機「運-20」のプロトタイプが約6カ月にわたる解体・輸送・組み立てを経て、「安住の地」を見つけた。同大の学生は同機を取り囲み、大いに沸き立っていた。人民網が伝えた。
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コードネーム「鯤鵬」の「運-20」は中国が独自開発した初の大型多目的戦略輸送機で、巨大な機体と複雑な構造を備えた中国航空工業界の「スター機種」であり、今回の「引っ越し」は容易なことではなかった。
科学研究チームが前もって作成した「引っ越しプラン」によると、地上に固定する装置だけでも、大風対策の特殊な設計が必要で、現地での耐風試験を実施しなければ安心して「引っ越す」ことができないほどだった。
「運-20」は2013年の初飛行以来、高原の上空を飛び、遠い海に出かけ、砂漠を横断するなどして、大空を飛び回り、美しい航跡を描いてきた。今ではプロトタイプがキャンパスに静かに降り立ち、「動く航空分野の教科書」となっている。
関連イベントが行われた当日、「運-20」のチーフデザイナーで中国工程院院士の唐長紅(タン・チャンホン)氏も出席し、「この飛行機を作った当時、私たちは中国人にも大型飛行機が作れることを証明しようと思って頑張ってきた」とした上で、学生らに「次の鯤鵬は皆さんの肩に掛かっている」と呼びかけた。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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